足回り

ヨーロッパの足回りの、構造はフロントがダブルウィッシウボーン、リアはトレーデイング・ラジアスアーム&ロワリンクです。フロントの足回りの部品は、スピットファィアーからの流用です。

部品自体が同じ物かは、解りませんがアームは鋼鈑をコの字に、曲げて作られています。これは軽量に作れますがスプリングのレートを上げたり現代の高性能なタイヤでは、開いてしまいます。

対策としてスパイダー社製のパイプで作られたアームにするのが、手っ取り早いと思われます。同時にブッシュも新品の部品で組んでください。その時に、アッパーアームは、調整式にすると後でキャンバーなどの、セッティング変更が出来るため多少高くつきますが、こちらの方を、お勧めします。ピロエンドの商品も出ていますが町乗りでは、メンテナンス、フレームにかかるストレス等を考えると、お勧めしません。

ダンパーは、色々な所から出ていますが、今まで見て来た物の中にはストロークが足りない物(ダンパーのケースが長い)、が殆どで車高を下げたい方には、ハッピーさんの所で出しているコニーのショートストロークが、お勧めです。LEDAのダンパーはかなり車高を高くセットしないと、底付きして使い物には(ダンパーのケースが長い)為りませんでした。この辺は仕様変更をお願いしたい商品です。

リアの足回りは、色々と言われて(書かれて)いますがやはり、問題が1番出る所でしょう(左のハブ廻り)。まずハブこれは、いくつもの要因が重なっているような気がします。ナットが緩むのか、カラーが開くのか?

うちではカラーも色々な物を仕入れてテストしましたが、何処の部品も大差なく(なんの対策も無い様に思う)、素材が鉄かステンレス位でした。

そのため、製作に入りました。素材はSKS3(工具鋼)と言う材料で、高周波焼入れ(HRC55)です。それと開くのが嫌なので、外周を大きく肉厚を持たせました。これで今のところは問題は出ていません。

製作部品 リアカラー
左が対策品 右はノーマル

ナットの緩みに付いては、緩み止めの機能を持つナットを使用しています。

それと、左のドライブシャフトのハブ取り付けボルトを逆ネジで、製作しました。
これにより、サーキット走行なども今のところ、緩まなく為り(当然ですが)、安心して走行出来ます。

ココまでしている、ヨーロッパ乗りの方が居ないようですので、問題点などは、もう少し時間経たないと解らないかも知れませんが、Sタイヤ等を履いての走行でも、今のところ問題は有りませんが逆に、何故こんな簡単な事を、今まで誰もした事が無いのか?不思議です。リプロで製作するなら簡単な事だと思うのですが。

リアダンパーはAVOのショートストロークを使用しています。ここで問題はレートの高いスプリングを使うと、どうしても自由長が短く、調整のネジの部分ではうまい事合わない(車高が低すぎる)ため、カラーの製作を余儀なくされました。製作したパーツは素材がアルミでアルマイト処理です。また別に、フロントのサイズに合せてスプリングの内径変更が出来るように(58,60)しました。この方が選択幅が広がりますし部品を有効に使えます。